近年、ExcelやAccessを活用した社内システムが再評価されており、特に中小企業においては、コストを抑えつつ実用性の高いシステムとして根強い需要があります。以前のブログでも「小規模システムのニーズが増えている」という内容をお伝えしましたが、最近では単なる補助ツールというよりも、業務の中枢を担う「基幹システム」そのものがAccessで構築されているケースが目立っています。
こうしたAccess製システムに関するご相談の多くは、「長年使ってきたが不具合が増えてきた」「開発元が廃業・引退しサポートが受けられない」「将来的な拡張に不安がある」といった理由によるものです。特に、フリーランスや小規模の開発事業者によって構築されたシステムの場合、後継の対応が難しいという課題に直面されている企業が少なくありません。
弊社では、こうした既存Accessシステムの再構築・再設計・引き継ぎ対応を多く手がけており、技術的にもAccess、VBA、SQL Serverなどに精通しております。これまでに対応できなかったケースはほとんどなく、あらゆる業種におけるシステムのリプレイスや拡張に対応可能です。
また、「旧システムのデータを残したまま新システムへ移行したい」「データは参照だけできれば十分」といったご要望にも柔軟に対応しております。段階的な移行や既存資産の活用についてもご相談ください。
中小企業の基幹業務を支える重要なシステムだからこそ、「これからも安心して使い続けたい」という思いに、技術とサポートでお応えします。Accessシステムのリプレイス・延命・再構築でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
mdb形式のままでも動作させることは可能ですが、マイクロソフトとしてはすでに、2003以前のAccessはサポート対象外としています。
accdb形式では新しい機能が追加されておりますので、機能強化等を行う際に、開発がしやすいといった利点があります。
今後もAccessを使い続けていくのであればaccdb形式にバージョンアップしたうえで、機能追加などの修正を行ったほうが、より長い期間使い続けていけるかと思います。
Accessは基本的に小規模システム向きです。
規模の制限はありませんが、ファイルサイズ(画面、データベース、帳票を含め)が最大で2GBまでしか作れません。
人数の制限もありませんが、弊社では10人以下での使用をおススメしております。
※同時使用でファイル破損のリスクがあるからです。
設計書がなくてもAccessファイルを解析して、どのような構造・機能になっているかを調査いたします。必要に応じて、現行機能をわかりやすく整理した資料もご提供可能です。
はい、主な原因としては次のようなものが考えられます。
これらの症状が見られる場合は、データベースの 診断・最適化・分割 などで改善できます。当社では現状調査から対策のご提案まで承っておりますので、お気軽にご相談ください。
Microsoft Office(Pro)をお持ちであれば、Accessが含まれていますので購入する必要はありません。
Access単体での購入も可能です。
Accessで作ったシステムをパソコンで動作されるだけであれば、無料のランタイム(Access Runtime)というものがあります。