ある企業様より、「ソフトウェア開発工房Skyway」が過去に開発・配布していたAccess 2000ベースの「顧客管理ソフト(顧客管理_TYPE1)」を業務に活用していたが、
・配布されていた形式が .mdb
ファイルではなく再利用が難しい
・OSやAccessのバージョンが更新される中で動作が不安定
・独自の項目追加や機能追加もしたい
といった課題を抱えている、とのご相談をいただきました。
ソフト本体に .mdb
が存在しなかったため、オリジナル仕様を参考にしながらAccessで完全スクラッチ開発を実施。
UIや基本機能は極力踏襲しつつ、操作性やデータ整合性を重視して設計を見直しました。
元ソフトからエクスポートされたテキスト形式の顧客データを解析し、正確に取り込み可能な形式へ変換。
Accessに適した正規化処理を施し、既存データ資産をそのまま活用できるようにしました。
・顧客属性の拡張(例:契約ステータス、対応履歴など)
・個別検索条件の追加
・対応履歴の時系列表示機能
など、業務ニーズに応じた独自項目や処理ロジックを盛り込みました。
Access 2016以降のランタイム環境で安定して稼働するように調整を加え、今後のバージョンアップにも柔軟に対応できる構成へ移行しました。
古いAccessソフトの活用において、「動かないから作り直す」だけではなく、既存資産を再活用しながら現代的な環境に合わせて再構築する選択肢があります。
同様の課題をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
はい、できます。ボタンの位置を変更することやフォントサイズを変更することで、見やすくなり、より使い易くすることが可能です。
新しいAccessへデータを移行いたします。新しいAccessで全機能の動作試験を実施しますので、移行後も安心してお使い頂けます。
はい、日本全国からのご依頼に対応しております。
弊社ではリモートアクセスツールを導入しており、セキュアにお客様のパソコンへアクセスして対応可能です。
これまでに関東を中心に、群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・栃木県・茨城県・長野県・静岡県・京都府・大阪府・愛知県など、全国各地の企業様からご依頼をいただいております。
ZoomやTeamViewerなどを活用して、遠方のお客様ともスムーズな打ち合わせ・対応が可能です。
必ずしもそうとは限りません。
Accessは現在もMicrosoftが提供している現行製品であり、小規模〜中規模の業務システムとしてはコストパフォーマンスに優れた有効な選択肢です。
特に以下のようなケースでは、Accessの継続利用が適しています:
・Excelでの運用が限界になってきた
・専用システムを導入するほどの予算がない
・社内にOfficeが導入済みでAccessがすぐ使える
・現在のAccessシステムを活かして改修・強化したい
もちろん、大規模なデータ処理や社外との連携が多い場合には他の選択肢もあります。
お客様の業務規模やご要望に合わせて、Accessの継続利用/他のシステムへの移行も含めたご提案が可能です。
Microsoft Office(Pro)をお持ちであれば、Accessが含まれていますので購入する必要はありません。
Access単体での購入も可能です。
Accessで作ったシステムをパソコンで動作されるだけであれば、無料のランタイム(Access Runtime)というものがあります。