Accessで長年システム運用を続けている企業様から、近年こうした声をよく伺います。
Accessは非常に便利な業務ツールですが、ある一定の規模・運用期間を超えると、“限界”が見えてくることがあります。
そこで注目されているのが、**Access資産を活かしながら、より柔軟で拡張性の高い環境に進化させる「アップサイジング」**という選択肢です。
Accessは基本的に小規模利用を前提としたツール。多数のユーザーが同時にアクセスすると、競合や破損のリスクが高まります。
社内でAccessを構築したものの、担当者が退職・病気などで長期不在になると改修・保守がストップ。属人化によるリスクが大きくなります。
Accessのファイルサイズ上限は2GB。画像やPDF、長期的なデータ蓄積でこの上限に迫るケースも少なくありません。
外出先からのデータ参照や入力ができず、リモートワーク・現場対応の妨げになることも。
新しいPC環境やOfficeのバージョンで動作しない、旧バージョンに依存した機能がエラーになるなど、移行作業の負担が大きくなります。
アップサイジングとは、Accessの既存資産(テーブル、フォーム、クエリなど)を活かしながら、より信頼性の高いシステムへ段階的に進化させる手法です。
たとえば:
つまり、Accessで構築された「業務の仕組み」そのものを壊すのではなく、次世代の仕組みへスムーズに引き継ぐ方法なのです。
弊社では、現状維持(保守)〜段階的なアップサイジングまで柔軟に対応しております。
ヒアリング・現状分析も無料で承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
Accessは優れた業務管理ツールであり、多くの企業で長年使われてきました。
しかし、今の業務規模・スピードに合っていないと感じたときこそ、アップサイジングの好機です。
「そろそろ今のAccessでは限界かも」と思ったら、ぜひ一度、今後の活用方法についてご相談ください。
御社の業務規模や運用スタイルに合わせた最適なご提案をいたします。
はい、できます。ボタンの位置を変更することやフォントサイズを変更することで、見やすくなり、より使い易くすることが可能です。
必ずしもそうとは限りません。
Accessは現在もMicrosoftが提供している現行製品であり、小規模〜中規模の業務システムとしてはコストパフォーマンスに優れた有効な選択肢です。
特に以下のようなケースでは、Accessの継続利用が適しています:
・Excelでの運用が限界になってきた
・専用システムを導入するほどの予算がない
・社内にOfficeが導入済みでAccessがすぐ使える
・現在のAccessシステムを活かして改修・強化したい
もちろん、大規模なデータ処理や社外との連携が多い場合には他の選択肢もあります。
お客様の業務規模やご要望に合わせて、Accessの継続利用/他のシステムへの移行も含めたご提案が可能です。
はい、どなたが作成したAccessでも改修いたします。
まずはご使用のAccessを解析させていただき、機能をよく把握した上で、ご希望の修正、機能追加を行います。
Accessは基本的に小規模システム向きです。
規模の制限はありませんが、ファイルサイズ(画面、データベース、帳票を含め)が最大で2GBまでしか作れません。
人数の制限もありませんが、弊社では10人以下での使用をおススメしております。
※同時使用でファイル破損のリスクがあるからです。
はい、可能です。
既存のAccessシステムについて、設計書がない場合でも内容を解析したうえで、保守契約を締結することができます。現在の構成や機能を把握し、適切なサポート体制をご提案いたします。