社内で使っている Excel+VBA システムが一斉に動かなくなった──。
画面には 「このファイル内の ActiveX コンテンツはブロックされています」 という警告。
原因は Windows Update(6 月中旬以降のセキュリティパッチ) で ActiveX コントロールの既定動作がより厳しく制限されたためです。
注意
- 社内ポリシーや管理者設定で禁止されている場合は、必ず IT 部門へ確認してください。
- ここで紹介するのは「一時的に業務を再開したい」場合の最小設定です。
それでも動かない場合
最終手段として 「すべての ActiveX コントロールを有効にする(推奨しません)」 を選択できますが、セキュリティリスクが高いため、限定的な端末でのみ実施してください。
選択肢 | メリット | デメリット |
---|---|---|
設定を緩めてそのまま使う | すぐ業務が再開 | 将来のアップデートで再び動かなくなる可能性大 |
ActiveX を使わない VBA に書き換える | 中長期的に安定 | 修正コストがかかる |
Access や Power Apps など別ツールへ移行 | モダン環境・クラウド対応 | 移行設計と学習コストが必要 |
ポイントは「時間とコストのバランス」。
まずは設定変更で当面の業務を再開し、並行して ActiveX 非依存の仕組みへ段階的に移行するのが現実的です。
不安な場合は、システム調査や移行計画のご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。
はい、可能です。
既存のAccessシステムについて、設計書がない場合でも内容を解析したうえで、保守契約を締結することができます。現在の構成や機能を把握し、適切なサポート体制をご提案いたします。
Microsoft Office(Pro)をお持ちであれば、Accessが含まれていますので購入する必要はありません。
Access単体での購入も可能です。
Accessで作ったシステムをパソコンで動作されるだけであれば、無料のランタイム(Access Runtime)というものがあります。
設計書がなくてもAccessファイルを解析して、どのような構造・機能になっているかを調査いたします。必要に応じて、現行機能をわかりやすく整理した資料もご提供可能です。
新しいAccessへデータを移行いたします。新しいAccessで全機能の動作試験を実施しますので、移行後も安心してお使い頂けます。
はい、あります。
納品後、1年間を保証期間とし、この期間の弊社原因の不具合は無料で修正いたします。
また、不具合以外の、操作や使用に関する問い合わせにも丁寧に応じます。